腎外傷(非手術治療)後の早期合併症に関する研究
研究課題名:「腎外傷(非手術治療)後の早期合併症に関する研究」
当院研究責任者:大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター 村津 有紗
①研究の対象:2009年1月~2018年12月に当院に救急搬送された腎外傷の方
②研究目的・方法:研究目的:腎外傷の早期合併症として尿漏や血管系合併症などがあり、その頻度は7~32.4%と決して少なくない。これらの合併症により安静期間・入院期間の延長へとつながる可能性がある一方で、その発生時期やリスクファクターなどに関する臨床研究は少ないのが現状です。本研究では、腎外傷に伴う早期合併症の頻度及び発生時期を明確にし、合併症の早期発見・治療につなげることを目的とします。 方法:腎外傷患者の臨床データとして以下の情報を収集し、これらのデータを用いて解析を行い、早期合併症の頻度及び発生時期を調べます。 臨床データ:年齢、性別、病歴、来院時血圧・脈拍、腎外傷の詳細(受傷機転、部位、程度)血液・尿データ、治療内容、画像検査のタイミング・回数、入院期間、来院30日時点での生死 なお、研究期間は実施承認後から西暦2021年3月31日までとします。
③研究に用いる試料・情報の種類:情報:年齢、性別、病歴、来院時バイタルサイン、受傷形態 等
④外部への試料・情報の提供:データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。
⑤研究組織:
大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター 村津 有紗
国立病院機構大阪医療センター 大西 光雄
大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター 吉村 旬平
大阪警察病院 廣瀬 智也
関西医科大学附属病院 室谷 卓
⑥問い合わせ先:
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター 村津 有紗
連絡先:06-6879-5111(病院代表)(内線:3309)