見学のお申込み (若手医師・医学生)

見学のお申込み (若手医師・医学生)

当センターでは、若手医師の見学お申し込みを随時受け付けています。救急医療に興味がある方も、救急医療を知りたい方もぜひ私どもの高度救命救急センターでの臨床・教育・研究の様子をご覧になり、ご自身の進路を考える一助としていただければと思います。

また、医学部医学科学生(全学年)の見学も歓迎しています。高学年の学生には卒業後の進路の参考として、また、低学年の方には今後の学修の動機となると考えているからです。医学部に進学したばかりの学生でも見学を受け入れています。日程や期間等は柔軟に対応いたしますのでお気軽にご連絡ください。

見学は、主に当日の診療担当医と一緒に行動していただきます。診療の合間に施設の説明や研修・臨床の実際、キャリアアッププランやカリキュラムなどをご説明します。カンファレンスに始まり、病棟の各種処置や、重症患者搬入時の初療、手術などを含みます。
関連施設の見学など、その他ご希望についても柔軟に対応いたしますので事前にご相談ください。
当院を基地病院とする大阪府ドクターヘリも見学していただけます。なおフライト体験や現場出動への同乗等には対応しておりません。

※2024年の現時点では高度救命救急センターの改修工事中につき、下記記載中の集合場所等については別途お知らせいたします。


見学スケジュール

下記の業務スケジュールを参考に到着時間、終了時間の希望をお伝えください。可能であれば、平日の朝の申し送りからのスタートがお勧めです。毎週火曜日は、週間(全体)カンファレンスを8時30から行っております。医局および医局の診療に対する姿勢をご覧いただく絶好のチャンスと考えます。他の曜日であっても見学は可能です。

見学のスケジュール例

  • 8時20分~午前中のみ
  • 8時20分ごろ~日直帯のみ
  • 8時20分~翌日の午前中(1泊2日)
  • 20時頃~翌日まで夜間当直帯中心

実習者用の簡易な宿直設備があります。3泊4日された学生さんもいらっしゃいました。

通常の業務スケジュール

8:30〜
申し送りをカンファレンスルームで行い、回診へ流れます。回診後、熱傷やガス壊疽などの処置、CTなど患者の移動を伴う画像検査や処置。土日祝日は8:30から病棟において当直医など当日の診療担当医を中心に申し送りを行い回診へ流れます。
8:30~11:30
火曜日のみ全体カンファレンス
13:00〜13:30
火曜日の昼は感染制御部と共に病棟で採取した喀痰、尿などの検鏡プレパラートをもちいた検鏡カンファレンスを行っています。
13:00〜14:30
面会時間
16:30~17:30
医師・看護師合同カンファレンス(倫理、リスク関係など)
17:30
夜勤者と病棟で申し送りを始めます
※これらのスケジュールは、救急搬送や手術等があると適宜調整されます
※臨床研究・基礎研究についてのリサーチカンファレンスが適宜開催されます

見学当日の流れ

到着したら、まず高度救命救急センターの入り口横のインターホンを鳴らしてください。
病棟看護師が要件を伺いますので、お名前と見学にいらっしゃった旨をお伝えください。当日の担当がお迎えに上がります。
平日午前8:20頃までにいらっしゃった場合は、その日の全体業務のスタートであるカンファレンスの際に皆にご紹介いたします。※予めメールや電話等で到着予定時間をご連絡ください。名札を作成します。

見学当日の流れ

事前に用意が必要な服装や持ち物はありますか?
救命センターの制服(医療用スクラブ)に更衣していただきますので、白衣をご持参いただく必要はありません。靴はスニーカー等,動きやすいものをお勧めします。上履きは不要ですが、革靴と術衣の組み合せは不自然になりますのでご注意ください。尚、血液等で汚染する可能性もご考慮ください。また、個人の聴診器は使用できませんので、ご持参いただく必要はありません。
見学中の食事はどうすればよいですか?
昼食は院内の各種食堂やコンビニ等を適宜ご案内いたします。夕食は当直医師が出前をとることもあり、相談して決定します。宿泊された場合の朝食は各自でお摂りください。センター内の休憩室には冷蔵庫やティーサーバーがありますので、適宜ご利用下さい。
見学者用の宿泊施設はありますか?
センター内に見学者・実習者用のベッドがありますのでご利用ください。女性用ベッドは別途施錠可能な部屋を準備しています。女性の見学者の方も安心して宿泊プランをお考え下さい。

入り口
女性の入り口
ベッド

ホテルへ宿泊を希望される場合は、千里中央の「千里阪急ホテル」などをお勧めしています。

サニタリーグッズの支給はありますか?
センター内に当直者用のシャワー室がありますが、歯ブラシやシャンプー、タオルなどのサニタリーグッズは各自ご準備ください。院内に24時間営業のコンビニがありますので、院内で購入も可能です。
通常業務の終了時刻について教えてください。
通常業務終了は17時ごろですが、見学については特に終了時刻は設けていません。帰宅の時間等から滞在可能時間をご検討下さい。平日は診療担当の日勤と夜勤の交代が17時30分に行われ、担当者で申し送りが行われます。当直時間帯の見学も希望される場合は、緊急搬送時にはお声をおかけしますので、お休みいただいても大丈夫です!24時間、起きて見学している必要はありません。
写真を撮影してもよいでしょうか?
センター内の患者さんのいないスペースなどで使用していただくのは構いません。患者さんのプライバシーや個人情報に抵触する場所での撮影は固くお断りしています。

見学をされた方の感想

大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターの見学を終えて

○○大学医学部5年生

私は大学4年生の春休みに5日間の好機を利用して、大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターを見学させていただきました。当センターは特殊救急部として開設された歴史も長く、発展的に活動されていることよりも、以前から関心を抱いており、楽しみに臨んで参りました。救急医療ではとりわけ迅速かつ確実な処置が要求され、全科にわたる総合的な知識・手技が求められるという特殊性があります。実際に現場は緊張した空気に包まれており、医療従事者方は患者さんのご様態の変化に敏感にご対応されておりました。又、毎朝のカンファレンスでは全患者さんのご様態について、スタッフの全先生方が詳細までの情報を共有され、熱い討論・検討が交わされておりました。このカンファレンスにおいて、救命救急医療は総合的な分野であって、なおかつ各科へ追究された専門的な医療分野であると感じられました。

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