実績一覧
- 2022.03.17
当講座の小倉裕司准教授は、敗血症の診断に用いられるSOFAの各サブスコアの重み付けには格差があるものの総スコアは転帰をよく反映することを梅村穣先生、山川一馬先生らとの共著で示しました。
(J. Pers. Med. 2022, 12(1), 44)
(参考資料)sepsis-3定義- 2022.03.11
当講座の片山祐介特任助教らが大阪府との共同研究で、2018年6月18日に発災した大阪北部地震における傷病者の病態ならびに転帰について明らかにしました。
(Disaster Medicine and Public Health Preparedness, in press)- 2022.03.09
当講座博士課程の大西伸也医師らがJCHO中京病院との共同研究で、重症熱傷患者における血漿を用いた解析から、増殖因子であるGDF-15が28日死亡率や臓器障害と関連していることを明らかにしました。
(SHOCK, in press)- 2022.02.21
当講座の光山裕美医師らが産婦人科との共同研究で、産科出血の血管外漏出と動脈性出血に対する造影CT検査の感度・特異度を報告し、産科出血に対する造影CT検査の有用性を明らかにしました。
(BMC Pregnancy and Childbirth volume 22, Article number: 67 (2022))- 2022.02.21
当講座の光山裕美医師らが社会医学講座との共同研究で、敗血症患者の入院時血糖値が生命予後と関連することを明らかにしました。
(Acute Medicine & Surgery2022;9:e718doi: 10.1002/ams2.718)- 2022.02.21
当講座の松本寿健特任助教が、患者検体、動物実験、細胞実験を用いた橋渡し研究で、敗血症における単球系細胞においてHIVEP1が上昇し、炎症シグナルの主要転写因子NF-kBの抑制因子として役割を担っていることを同定しました。
(Front. Immunol., 05 November 2021)- 2022.02.15
当講座の片山祐介特任助教らの研究チームが、救急電話相談を介して救急搬送された患者の方が予後が良好であったことを傾向スコアを用いた解析で明らかにしました。今後、本邦における救急電話相談事業の普及に本研究成果が役立つことが期待されます。
(European Journal of Emergency Medicine: February 9, 2022)- 2022.02.06
当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームが、春秋全国交通安全運動における期間中の交通取締り強化などの効果を、日本外傷データバンク15年間のデータを用いて解析し、期間中の重症交通外傷の発生や死亡には変化がみられなかったことを明らかにしました。
(BMJ Open Feb 2022, 12 (2) e054295)。- 2022.01.22
当講座の清水健太郎助教が呼吸器・免疫内科学、集中治療部、大阪市大・医療統計学と共同研究で、人工呼吸器を要する重症COVID-19患者を対象にイベルメクチンを用いたところ消化器合併症および人工呼吸器管理離脱日数が改善したことをプロペンシティスコアを用いた後ろ向き研究で明らかにしました。
(Journal of Infection and Chemotherapy,2021、PMID: 35016823)- 2022.01.19
当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームが、春秋全国交通安全運動における期間中の交通取締り強化などの効果を、日本外傷データバンク15年間のデータを用いて解析し、期間中の重症交通外傷の発生や死亡には変化がみられなかったことを明らかにしました。
BMJ Open, in press