実績一覧

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2023.05.19

当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームは、当センターに緊急入院した65歳以上の高齢患者において、早期高齢者(65-74歳)であること、独居であることは、性別、入院前ADL、かかりつけ医の有無にかかわらず、MSWによる社会的支援の実施と関連していたことを明らかにしました。(Journal of Social Work. Volume 24, Issue 1, January 2024, Pages 114-125)

2023.04.22

当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームは、日本外傷データバンク(JTDB)を用いた研究論文の分布調査をScoping Reviewの手法で実施し、JTDBを用いた研究論文の増加と、研究領域の分布を明らかにしました。
(Acute Med Surg. 2023;10:e847. doi: 10.1002/ams2.847)

2023.04.14

当講座の蛯原健特任助教らの研究チームは、富士山測候所(標高3775m)において登山者の心拍出量を測定し、高地での心拍出量増加と高山病発症の関連を明らかにしました。

(J Physiol Anthropol42, 6 (2023).) 

2023.02.28

当科の松本寿健 特任助教は、大阪大学免疫学フロンティア研究センター単一細胞ゲノミクス研究室の石川昌弘 特任研究員、奥崎大介 准教授らとの共同研究で、COVID-19ワクチン接種に伴って発症した脳炎患者の血液シングルセルRNAシーケンス解析を行うことで、脳炎の急性期における骨髄系細胞集団の特徴を解明しました。(Frontiers in Immunology, 23 February 2023)

2023.01.10

当講座の伊藤弘医師(博士課程)らは、頭部外傷患者において頭部造影CT検査で認められる血管外漏出像は来院時フィブリノーゲンと関連があることを明らかにしました。

Neurotrauma Reports 2022:3(1):3–13

2022.12.15

当科の松本寿健 特任助教は大阪大学免疫学フロンティア研究センター分化制御研究室の井上毅 准教授、黒崎知博 教授らとの共同研究で、2回目のSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種と比較して、3回目の接種ではOmicron変異体に対してより強力な中和活性が得られる機序を解明しました。
(J Exp Med (2023) 220 (2): e20221786.)

2022.11.30

当講座の伊藤弘医師(博士課程)らは、大阪大学微生物病研究所ゲノム解析室遺伝情報学の奥崎大介特任准教授らと共同研究で、COVID-19と敗血症のトランスクリプトーム発現の差に好中球とミトコンドリアが影響を及ぼしていることを解明しました。
(Virology Journal (2022) 19:198)

2022.11.29

当教室の細見医師らと大阪大学環境医学教室の研究チームは、院外心肺停止の全国レジストリデータを用いて、救急隊によるプレホスピタルACLS(挿管・エピネフリン静脈注射)の施行率が男性に比して女性で低いことを見出しました。
(American Journal of Emergency Medicine, Volume 64, February 2023, Pages 67-73)

2022.11.16

当講座の蛯原健特任助教、松原庸博医師(現大阪警察病院医長)、戸上由貴医師(博士課程)らはCOVID-19における血中の網羅的タンパク質解析から重症例ではCHI3L1、WFDC2、KRT19、GDF15が上昇していることを明らかにしました。このうち入院時のCHI3L1、WFDC2、KRT19を測定することで重症化リスクの高い集団(フェノタイプ)を同定する手法を開発しました。
(J Clin Immunol. 2022 Nov 4. Epub ahead of print)
同研究は2022年11月11日に大阪大学よりプレスリリースされました

2022.10.31

当講座の光山裕美医師らは大阪医科薬科大学と共同して、COVID-19治癒後1年後までの免疫細胞全般の変化をCyTOF masscytometryで評価しました。制御性T細胞を含めたリンパ球やNK細胞の細胞傷害性の増強が遷延していることを明らかにしました。
(Acute Med Surg, 2022.9: e803.)