ドクターカー・DMATカー

ドクターカー・DMATカー

ドクターカー

阪大病院では、2020年4月より、ドクターカー・DMATカーを導入しました。3名の新たに仲間となった病院救命士と共に緊急車両管理室(EVC: Emergency Vehicle Control center)を立ち上げ、日々活動しております。

2020年4月といえば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第一波のまっただなかでした。
そこで我々は、我々にしかできないドクターカー活動を行うこととしました。
阪大病院では、特に重症のCOVID-19の患者さんを高度救命救急センターで受け入れ、人工呼吸器やECMOを装着したあと、集中治療部で重症肺炎治療を行っています。次のCOVID-19の重症患者さんを断らないために、重症管理が落ち着いたけれども引き続き入院加療が必要な患者さんを、後方病院へ安全に搬送する、という任務に特化して活動してきました。
2020年度には1か月あたり、最高で11人のCOVID-19の患者さんの搬送を行い、2021年度には1か月あたり実に最高37人のCOVID-19の患者さんの搬送を行いました。

その他、近隣での労働災害現場に医師、看護師、救命士で出動して病院前救急活動を行ったり、遠隔地からのヘリ搬送の患者さんを、ヘリの着陸地点から阪大病院まで搬送したり、大阪北新地での災害に対するDMAT活動に出動したりして活躍しています。

また、DMATカーは、熊本地震でのDMATロジスティック活動、COVID-19の病院クラスターの病院支援や各災害訓練の際にスタッフと資機材の搬送に活躍しています。

ドクターカー
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