さらなる
救命の高みを目指して

重要なお知らせ

お知らせ

2024年10月05日
日米救急Webカンファ
2024年10月2日(水) University of New Mexicoの外科医、Edward Auyang先生をお招きし、午前は大学院生向けワークショップ(Academic English)、午後は”Penetrating Trauma”と”ED Thoracotomy”の講義の後、第32回日米救急webカンファを実施しました。
2024年8月15日
日米救急Webカンファ
University of Arizona/Banner University Medical Center, Department of Medical ToxicologyのDaniel Brooks先生にご協力いただき、日米救急webカンファレンスを開催しました。
2024年6月06日
日米救急Webカンファ
M Health FairviewのJoseph Alfano先生をお招きして日米救急webカンファレンスを開催しました。
2024年3月18日
日米救急Webカンファ
米国ER医招聘プロジェクトにより来阪されたメリーランド大学ショックトラウマセンターのDaniel Haase先生をお招きしました。
2024年2月09日
日米救急Webカンファ
米国ER医招聘プロジェクトにより来阪されたメリーランド大学ショックトラウマセンターのDaniel Haase先生をお招きしました。 2月9日の午前は学生向けワークショップ(医療英会話)、午後は”Critical Care and Emergency Medicine – Where are we now?”と”Clinical Pearls in Trauma Management”の講義、第28回日米救急webカンファ(第一部に中島先生による症例発表、第二部に”Unexpected Findings in Ultrasound”の講義)を実施しました。
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救命のために全力を尽くす。

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阪大救命で共に成長する。


最新の実績(論文掲載)

2024年9月25日

当講座の舘野丈太郎 助教と松本寿健 特任助教らの研究グループは、頭部外傷患者と体幹部外傷患者を対象に、約3,000種類のタンパク質について網羅的な解析を実施し、両者の病態を比較しました。その結果、68種類の特徴的なタンパク質の発現変動を同定し、これらの患者が5つの異なるエンドタイプに分類されることを明らかにしました。この研究成果は、外傷患者の病態をより詳細に理解し、個別化された治療戦略の開発につながる可能性を示唆しています。(J Trauma Acute Care Surg. 2024 DOI: 10.1097/TA.0000000000004356)

2024年9月09日

当講座の米田医師(博士課程)らは熱中症における脳障害について文献レビューを行い、熱侵襲に対する脳の部位別脆弱性、熱中症における脳血液関門と脳脊髄液脳機能、予後予測のためのバイオマーカーや画像検査及び遺伝子検査について報告しました。( Frontiers in Neuroscience, section Autonomic Neuroscience, in press)

2024年8月31日

当講座の蛯原健 特任助教、松本寿健 特任助教らは、大阪大学医学系研究科 内分泌・代謝内科学 沖田朋憲 医員、福田士郎 助教、喜多俊文 招聘准教授、下村 伊一郎教授らとの共同研究で、膵臓β細胞の増殖を促進する、可溶性のT-カドヘリンは内皮細胞から分泌され、インスリンによって制御が行われていることを明らかにしました。(Biochem Biophys Res Commun. 2024 Jul 14;732:150403

2024年8月30日

当講座の蛯原健 特任助教、松本寿健 特任助教らの研究チームは、David G. Priest研究員、James B. Wing准教授助教(WPI-IFReCヒト単一細胞免疫学)らと、COVID-19、細菌性敗血症、およびBNT162b2 mRNAワクチン接種者の末梢血単核細胞(PBMC)を用いて、マスサイトメトリーによるタンパク質発現解析を行った。その結果、COVID-19患者およびワクチン接種者ではCD45RB低発現の記憶B細胞、細菌性敗血症患者ではCD45RB高発現の記憶B細胞が、免疫応答に関連していることを明らかにした。Nat Commun. 2024 Aug 9;15(1):6811.

2024年8月28日

当講座の村津有紗、大西伸也、吉村旬平、松本寿健 特任助教、織田順 教授らは、IFReCヒト免疫学の奥崎大介准教授、小田紗矢香先生との共同研究で、細菌性敗血症はウイルス性(COVID-19)敗血症よりもTh1経路において劇的な病態変化を引き起こすことをmRNA-miRNAの統合解析で解明しました。(Virology Journal.2024