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2024年11月27日
大阪大学賞を受賞しました

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臨床も研究も教育も
救命のために全力を尽くす。

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阪大救命で共に成長する。


最新の実績(論文掲載)

2024年12月05日

当講座の西田医師(博士課程)らは、TMP-SMXにより重篤な呼吸不全を来した健常成人の症例を経験し、特定のHLA遺伝子型(HLA-B*07:02/HLA-C*07:02)がその発症と関連する可能性があることを報告しました。(QJM: An International Journal of Medicine, 2024;, hcae229.

2024年11月23日

当講座の南健介医員は、外科専門研修中に経験した、食道手術後に発生した横隔膜ヘルニアが原因で心停止に至った症例を報告しました。本症例では、呼吸困難に伴う胸腔内圧の低下によりヘルニアが急速に進行し、閉塞性ショックを引き起こした可能性が示唆されています。( Surg. Case Rep. 10, 1–5 (2024). doi: 10.1186/s40792-024-02071-w

2024年10月31日

当講座の伊藤弘特任助教らは心停止と頭部外傷における体温管理療法についてレビューを行いました。対象患者だけでなく、体温管理期間や復温速度といった管理方法にも焦点を当て文献レビューを行い報告いたしました。(Frontiers in Neuroscience, Volume 18 – 2024 | https://doi.org/10.3389/fnins.2024.1397300)

2024年10月31日

当講座の松本寿健 特任助教らの研究チームは、Yu-Chen Liu 特任助教、奥崎大介准教授(IFReC ヒト免疫学(単一細胞ゲノミクス))らと、新型コロナ感染症に対するBNT162b2 mRNAワクチン接種前後の末梢血を用いてナノポアシーケンスを行い、新たな環状RNA(circRNA)が特異的に発現し、ストレス応答やmiRNAの調節に関与していることを解明しました。(Gene. 2024 Sep 27;933:148971.)

2024年9月25日

当講座の舘野丈太郎 助教と松本寿健 特任助教らの研究グループは、頭部外傷患者と体幹部外傷患者を対象に、約3,000種類のタンパク質について網羅的な解析を実施し、両者の病態を比較しました。その結果、68種類の特徴的なタンパク質の発現変動を同定し、これらの患者が5つの異なるエンドタイプに分類されることを明らかにしました。この研究成果は、外傷患者の病態をより詳細に理解し、個別化された治療戦略の開発につながる可能性を示唆しています。(J Trauma Acute Care Surg. 2024 DOI: 10.1097/TA.0000000000004356)