当院で実施中の臨床研究について

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急性肺傷害(ALI)/急性呼吸促迫症候群(ARDS)の疫学的研究


研究課題名:「急性肺傷害(ALI)/急性呼吸促迫症候群(ARDS)の疫学的研究」
当施設責任者:小倉裕司 大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター・准教授

[研究の目的]
急性肺損傷(acute lung injury, ALI)、急性呼吸促迫症候群(acute respiratory distress syndrome、ARDS)は、種々の原因や基礎傷病に続発して急性に発症する低酸素血症であり、死亡率が高いことが知られています。しかし、日本における全国規模の調査は行われておらず、効果が確立された治療法は明らかではありません。原因や基礎傷病ごとにALI/ARDSの病態、転帰、各種治療への反応性を解析し、ALI/ARDSの病態を細分化し、各々に最適な薬物を解明する必要があります。日本救急医学会が中心となり、ALI/ARDSの疫学調査を行い診療に役立てることを目的とします。

[研究の対象・方法]
●対象
ALI/ARDSの患者さんで、試験参加全施設で実施の許可が得られた時点から平成28年7月31日(予定)の間に研究参加機関に入院する方
●方法
日常診療で行われる以下の診療情報を利用します。
①患者基本情報:年齢、性別、身長、体重、体温、共存症、28日・病院転帰等
②疾患情報:既往歴、疾患名、手術名、治療内容、輸血量等
③血液査結果:生化学検査、肝腎機能、血液・電解質、凝固線溶系、血液ガス所見等
④感染情報:感染巣、細菌培養、使用抗菌薬情報
⑤画像検査所見:CT、MRI、各種エコー、単純X線写真等
⑥重症度評価所見:APACHE II, SOFA, SIRS, DICスコア等

[個人情報の取り扱い]
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。また、研究参加の辞退の申し出や同意の撤退に関しては「問い合わせ先」へご連絡ください。

[研究の開示について]
この研究について、さらに詳しい内容を知りたい場合は、他の患者さんの個人情報保護やこの研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画、方法(および結果)についての資料を見ることができます。ご希望の際は、問い合わせ先までご連絡ください。

[研究責任者] 
丸藤  哲 北海道大学病院 先進急性期医療センター、部長
行岡 哲男 日本救急医学会 代表理事

[研究機関] 
1.北海道大学病院先進急性期医療センター
2.茨城県厚生連総合病院水戸協同病院 救急部・集中治療部
3.聖マリア病院救急科外傷センター
4.帝京大学医学部救急医学
5.順天堂大学救急・災害医学
6.地域医療機能推進機構中京病院統括診療部救命救急センター
7.北九州市立八幡病院 消化器・肝臓病センター、外科
8.大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター
9.東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座救急医学分野
10.兵庫医科大学救急・災害医学
11.防衛医科大学校防衛医学研究センター外傷研究部門、同大病院救急部
12.佐賀大学医学部救急医学
13.川崎医科大学救急医学
14.一宮市立市民病院救命救急センター
15.東京医科歯科大学医歯学総合研究科救急災害医学分野
16.会津中央病院救命救急センター
17.川崎市立川崎病院救命救急センター
18.藤田保健衛生大学救命救急医学
19.杏林大学医学部救急医学
20.山口大学医学部附属病院先進救急医療センター
21.千葉大学大学院医学研究院救急集中治療医学
22.香川大医学部附属病院救命救急センター
23.慶應義塾大学医学部総合診療教育センター
24.大阪府立急性期・総合医療センター高度救命救急センター
25.日本医科大学高度救命救急センター
26.産業医科大学救急医学講座
27.愛知医科大学附属病院高度救命救急センター
28.久留米大学高度救命救急センター

[問い合わせ先]
(大阪大学担当)
大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター
研究責任者:小倉 裕司(准教授)
連絡先:06-6879-5111(病院代表)


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